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僕の将来の夢は、画家になることです。
僕は、小さな頃から絵を描くのが好きでした。しかし、僕には指がありません。だから、僕は口に筆を咥えて絵を描いていました。
初めて僕の絵が賞を取ったのは、今から三年前の小学二年生の頃です。その時に描いた絵は、猫とネズミが仲良く握手をしている絵です。その絵は、市のコンクールで金賞を取ることができました。
最近は、猫とネズミの関係悪化が社会問題となっています。戦争によって沢山のネズミや猫が亡くなったり、ネズミへの差別が広がったりしています。
僕も、『ネズミは猫を見ると武器を持って襲ってくる。こちらから何もしていないのに襲われるのだ』という話を小さい頃からよく聞いていました。しかし、それは本当なのでしょうか。
温和なネズミもいます。温和な猫もいます。
猫もネズミも同じ生き物なのだから共存していくことが可能なはずです。
そのような思いを込めて描いた作品です。だから、それが金賞と言う素晴らしい賞を取ることができて、本当に嬉しかったです。
この授業参観という場をお借りして申し上げます。
僕は、画家になって社会の抱える問題を描いていきたいと思っています。それで、少しでも社会が明るくなれたらいいなと思っています。
僕を応援してください。
──拍手ありがとうございます。
ではこれで、僕の将来の夢の発表を終わります。
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