剽げ舞の夜に 桶狭間異聞

若き前田利家が、決戦を控えた信長の胸の奥に迫ります。

ちみあくた

41分 (24,446文字)
信長の知られざる愛人が桶狭間の戦いに大きな影響を与えていた事実に光を当ててみました。

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あらすじ

 桶狭間の戦いを間近に控える永禄三年(1560年)五月、前田利家は主君・織田信長の逆鱗に触れ、諸国浪々の憂き目にある。    信長の気性からして許される見込みは皆無。    武名を利し、他家へ己を売り

感想・レビュー 1

一読、面白かったです! 織田信長がよく描けていると思いました。舞の描写も秀逸!

 桶狭間の合戦を前にした信長、帰参を願うため必死に今川の様子を探ってきた利家、友の身を案じる藤吉郎。それぞれのキャラがよく描きわけられています。挿入のエピソードにも独創性が感じられますし、よく調べても
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公開日 2023/2/11