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☆ 高嶺の花
話しかけづらくて
でも声をかけてみたい。
そんな雲の上の存在。
なにも、私がそうだとは言わない。
そんな自惚れたことなんて考えてないよ。
でもね。でも。
本当は頭なんて
みんなが思ってるほど良くはないの。
才能なんて輝かしいもの
何ひとつ持ってやしないの。
なのにどうしてなんだろう。
キミの前でだけは、
才能があって、憧れの的の、
高嶺の花で、いたいんだ――。
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