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39.警備員
https://estar.jp/novels/26200452
【時の歪み】
にて、31歳の昭智が勤務している“和同セキュリティーサービス”という警備会社は、実際に存在している会社を、イメージにしています。
あくまでイメージなので、業務や資格などはファンタジー的に架空要素の方が多いですが、実は実際にその会社で、取材アシストで入ったことがあり、外形的にはデタラメなものともいえません。
少し話は逸れますが、
ホラー映画で【ドーン・オブ・ザ・デッド】という作品があります。
これは2004年の映画で、1978年作品の【ゾンビ】のリメイク作品です。
ちなみに、ややこしいのですが、【ゾンビ】は邦題で、原題は【ドーン・オブ・ザ・デッド】です。
ホラー映画、ことゾンビ系に欠かせないキャラというのは、やはり警官ではないでしょうか?
人気ドラマの【ウォーキング・デッド】でも主役は保安官です。
武器の扱いに慣れ、一定の訓練を受けている警官は、頼れる立ち位置でも、逆に恐怖を煽るためのやられ役でも、映えます。
リメイク版の【ドーン・オブ・ザ・デッド】でもやはり警官が登場しますが、
同じ立ち位置で活躍するのが、ショッピングモールの警備員なのです。
アメリカは銃社会なので、日本と比べて警備員がより活躍出来る演出に出来るのでしょうが、警備員二名は作中で実に活躍します。
その作品を見た時から、いつか警備員をシャドウシリーズに出そうと思っていましたが、実際の警備会社を見る機会を経て、【時の歪み】のストーリーに出してみました。
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