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片手は僕を抱きしめ、片手は僕のスカートの中に手を…。しかも前の方に。 慌ててスカートの中の手を阻止しようとしたがボクサーパンツの中にスルリと克己の指が絡みつく。 「や…だ…克己、いきなり…っ、ここ、学校……っ!」 「大丈夫。誰も来ないから」 「やだってば、…あっ、や…」 ボクサーパンツから僕のペニスを剥き出しにする。 抱き締めていた片方の手が肩からエプロンを降ろし、背中のファスナーをゆっくりと下に降ろす。 「―――っ!克己、待って、スカート汚れちゃう!…んっ…ふぅ…っ!」 スカートをはいたまま弄られるの変な感じがする。こんな格好恥ずかしいのに……。 スカートの中でペニスを扱かれながらキスをしてくる。 唇が重なり、舌を絡ませ、激しく貪る。 ピチャピチャと何とも言えない水音が、教室に響き渡る。 呼吸が乱れて、抵抗できない。 「…好きだ …っん…」 艶めかしく克己が言う。 僕もついスイッチが入ってしまう。 「あっ…んっ…ふぅっ…僕もっ」 堪らなく克己の首に両手を回した。 「ふっ…っんっっ……」 「理琉、もっと気持ち良くさせるから……な?」 耳元で囁く克己の声が凄く厭らしく聞こえた。 いつの間にか上半身は裸にされて 克己は 僕の乳首を口に含みクチュクチュと音を立て、舌を出し舌先で突起を転がしている。 舌を這わせ、甘噛みしながら、 浅い息を吐き、含んでいた突起から顔を上げる。 「タオル、汚れてもいいから」 蜜を垂らすペニスの上に克己が首にしていたタオルを履うように置かれた。 ペニスを手に取り上下に扱き先端を軽く爪で引っ掻き刺激を与えられて、ビクビクと腰を揺らして、仰け反って矯声をあげてしまう。 「も、ダメ、出ちゃう、――ああっ?!」 激しく扱いていた手を止めペニスの根元をグッと握られた。 「まだ…、イカせないよ、理琉」 ニヤリとして僕を見る克己の顔は 凄く意地悪だっ!
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