社長は変態ヌーディスト

〖社長秘書就任（初日/月曜）〗

今日は、いよいよ
秘書として働き始める最初の日！

間違って、総務部に行かないよう
気を付けないと…

それにしても、裸である事を無視して
普通に接しただけで

秘書に抜擢(ばってき)されるとは思わなかった。

朝起きた、ワタシは時短フレンチトーストを作り
ホットミルクを用意して朝食を済ませ

朝のお風呂に入って
パジャマから、スーツに着替える。

それから歯を磨き、戸締まりして
仕事鞄の中身をのぞき…

必要最低限のものが入ってる事を
確認したあと、部屋に鍵をかけて

少し歩くけど家の近くのバス停から、バスに乗り

駅前で下車、駅の裏にある
オフィス街に入ってすぐの会社に向かった。

中に入り、同僚達に挨拶しつつ
エレベーターに乗って社長室に向かう…

はあ…社長ちゃんと、服…
着てくれてればいいけど。

エレベーターから降りて
社長室のドアをノックする…

コンコン

秘書
ワタシ
岬　美音(みさきみおん)
「ワタシです、岬　美音です。」

ドアの向こう
「おお、君か…入ってくれ！」

ドアの向こうから社長の声が聞こえた。

秘書
ワタシ
岬　美音(みさきみおん)
「失礼します！」

ワタシは部屋に入る。

秘書
ワタシ
岬　美音(みさきみおん)
「今日から社長秘書を勤めます。
よろしくお願いいたし、ます…っ」

社長は上半身裸で、机の後ろから出てきた！