第1話「戦国の覇王との出会いと迫り来る武田軍!」

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第1話「戦国の覇王との出会いと迫り来る武田軍!」

勝「はあ、やっぱりかっこいいよな!織田信長。でも、なんで本能寺の変で死んじゃったんだよ。もしも、本能寺の変を防いで光秀の謀反を誰かが教えてたらきっと信長はこの先も天下統一への道を歩めていたはずなのに。」 この男の名前は佐藤勝。歴史が大好きな高校生であり、特に戦国時代を一番好きである勝は天下を統一した豊臣秀吉でも秀吉の意思を継いで江戸幕府を開いた徳川家康でもない尾張のうつけ者と言われ、戦国の風雲児や覇王と呼ばれるものの志半ばで家臣明智光秀の謀反によって本能寺でその生涯に幕を下ろした織田信長だった。そして、いつも高校に早く来ては図書室で織田信長の伝記を呼んでいたのだった。 勝「でも、そうなると信長が生きていたら徳川家康と石田三成の関ヶ原の戦いや豊臣秀吉の朝鮮出兵がなくなっていたのかも。それで最後は三英傑が三つ巴の戦いで天下統一を決めたりして!なんてそんなことあり得ないよな。」 勝が話したのはまさにパラレルワールド、想像の世界の話であるためか自分で話しては納得を繰り返すもののそんなのはあり得ないと言っていたのだった。するといきなり信長の伝記が光輝くと勝はその光に包まれると高校の図書室から伝記だけを残して消えてしまったのだった。
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