魔王&ビーナス

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魔王&ビーナス

《読者への挑戦》  このキャラクターの十七名の中に真犯人の『アルバトロス』が。当ててみて下さい。  魔王  ワガママで傍若無人(ぼうじゃくぶじん)他人(ひと)の迷惑を(かえり)みない。だが愛娘(まなむすめ)のビーナスには頭が上がらない。担任教師の上白石マイにひと目惚(めぼ)れしてしまった。  十万三十五歳。どこか聖飢魔IIの閣下に似ているらしい。  名探偵志望。  ビーナス  魔王の愛娘(まなむすめ)。絶賛、反抗期の真っ只中。  アイドルのように可愛らしい美少女だが、かなりの毒舌家。  現在、美浦魔界野小学校へ通っている。小学校六年生。  勝手に魔王から少年少女探偵団フォーティセブンのキャプテンに任命された。  上白石マイ  通称、マイやん先生。新人の美人教師。前担任を引き継ぎ、六年Z組の担任教師を任されていた。魔王にひと目惚れされてしまった。  張本健一  通称、ハリー。小学校三年生にして相対性理論を理解した天才だが、いつもふざけているお調子者。瀕死の母親を魔王の魔力で助けてもらい友達になった。  龍宮寺姫香  通称、ヒメ。龍宮寺財閥の令嬢。見た目は可憐でキレイだが、ひとクセもふたクセもある美少女。  姉小路雅(あねこうじミヤビ)  通称、(ネェ)や。姫香のお付きの侍女(じじょ)、謎の美女。  篠宮文子(しのみやアヤこ)  マジメな学級委員長。ハリーはブン子と呼んでいた。本来なら横浜の大学付属小学校へ進学するはずだった。体調が悪くて受験に失敗した。エリートの両親や兄弟にコンプレックスを抱いていた。  如月マリリン  元天才人気子役。『魔法少女マリリン』で一躍有名になるが離婚した父親の犯罪歴が明るみに出て人気が凋落した。今は母方の実家で暮らしていた。  阿久堂(あくどう)海斗  マリリンの実の父親。元ヤンキーで半グレ集団レッドスパイダーの幹部だった。腕や肩に紅い蜘蛛のタトゥが(ほどこ)されていた。  疋田(ひきた)由真(ユマ)  通称、ヒッキー。メガネ美少女。引きこもりのクラスメイト。かつてクラスメイトからイジメられていた。魔王が助けて友達になる。  蒲生照人(がもうテルト)  前担任教師。エコ贔屓(ひいき)がスゴい。  今は自宅療養中。  漆原一輝(うるしばらイッキ)  小学校をひとりで廃校に追い込んだクレーマー。  孫が突然、意識不明になったのを小学校がうるさかった所為(せい)にしていた。  実はパチンコをしていたため、孫から目を離した(スキ)に意識がなくなった。  胡桃沢(くるみざわ)クルミ  通称クルミん。姫香の手下の美少女。    海部(かいふ)マコト  真面目な生徒。モンスターペアレントの海部ツヤの息子。普段は大人しいマザコン美少年。ビーナスのことを片想(かたおも)いしていた。  海部(かいふ)ツヤ  マコトの母親。モンスターペアレント。  資産家で、息子のマコトを溺愛していた。事あるごとに学校にクレームをつけていた。  石動(イスルギ)リオ  神奈川県警警部補。年齢不詳。  イスルギと言う変わった苗字のため苦労していた。  モデルのように美しいが色気がなく周りからはムダに美人と揶揄(やゆ)されていた。  富田翔  通称、トミー。二十三歳。  リオの部下のジャ○ーズ系のイケメン刑事。
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