3551人が本棚に入れています
本棚に追加
/377ページ
美里さんと家の中に入りキッチンに行くと今日買ってきた物が綺麗に冷蔵庫の中に入っていた。
きっと煌志さんが入れてくれたのだと思う。
「雅、何を作るの?」
「ポテトサラダと唐揚げがあるから酢の物でも作ろうかと」
「なら、アタシがサーモンと玉ねぎのカルパッチョを作るわ」
「私、作れないから楽しみ」
美里さんと会話をしながら料理を作っていると玄関の方から賑やかな声が聞こえてきた。
煌志さんが立ち上がり、玄関の方へと歩いて行く。
きっと迎えに行ったのだと思う。
「今夜は何か飲むのかな?」
「多分、ミネラルウォーターになるから気にする事はないわ」
「あっ、ご飯をどうしよう?」
「イカのカレーパエリアを作るから大丈夫よ」
「わぁー、それも食べた事ないかも」
私1人なら軽くパニックになっていたかも知れないから本当に美里さんが居てくれて良かったと思った。
最初のコメントを投稿しよう!