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高校生になった柚月お姉ちゃんは、まるであの社長さんの影を追うかのように、SNS等で引っかけたオヤジ等とほぼ一回限りの肉体関係を結び、毎日が忙しかったねぇ~
後年、柚月お姉ちゃんはこの時を振り返り、自分はどうかしていたと反省していたが、もちろんお姉ちゃんがどうかしているけど、全く関心を示さず、お姉ちゃんを注意したりしない両親もどうかしていますねッ!(怒)
訴えても結局、「うるせえよ!」と、逆にこっちが怒られてしまう始末
しかし、悪事はわずか一年で終わりを告げ、柚月お姉ちゃんは高一の春休みに急に温和しくなっちゃった
あまり外出しなくなり、そのようなオトコ達と連絡取る事も急になくなった
「どうしたの?」
「何かがあったの?」
と聞いても、失笑されるばかりで
「ふふふっ♪アハハッ♪
そんなに私が真面目になって、可笑しいですか!?w」
「あっ!いいえ、可笑しくないです
ただ、お姉ちゃんは、どこかの大学に行こうと、今から準備するために、真面目になったのかな~!?って…」
「大学か~、華やかなキャンパスライフ…良いねぇ~、憧れるねぇ~!
四年間、遊びまくり、沢山のオトコを引っかけて、めくるめく悦楽の日々を過ごすのは夢だねぇ~!
でも、それでは大学を卒業できず、結局何のために大学生になったのかが分からなくなる!
大学卒業のために沢山の単位を取るとか、面倒くさいもんねぇ~!
なので、大学生にならずに、高校卒業したら社会人になる!」
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