柚月、なぜこんな…(2)

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「どんな仕事を!? やりたい仕事あるの!?」 「うん♪見つかった~♪ でも、それは何なのかは、まだまだ、ひ・み・つ~♪うふっ♪」 「えぇっ!?教えてよ~!ケチッ! あっ!も~しかして~、グラビアアイドルとか、AV女優とか……柚月お姉ちゃんはかじりつくようにAVを観ていたもんねぇ~w」 「は?てめえ~、馬鹿にしてんの? 誰がそんなもんになるものですか! AVをよく観ていたからこそ、そんなもんになりたくないって思うものなんだよ~!」 「じゃー、芸能界に入って普通に女優とか…」 「んもう~、詮索しないの~! その時のお楽しみにして!? それよりさぁ~、美月! 大丈夫!?高校受験! 第一志望ビミョーらしいじゃん♪ もしかして中学三年生で留年とか♪」 何も言い返せない! 確かに第一志望はビミョーで、柚月お姉ちゃんの学校を滑り込みで第二志望として抑えているけど、淫乱オンナと同じ学校とか、絶対にイヤッ!!! しかし、運命とは実に残酷なもので… 「美月おめでとう~♪ 一年間だけだけど、ともに頑張っていきましょうねぇ~♪」 地獄の日々は一年間に限らず、三年間ずっと続き、生きた心地が全くなく、高校時代が早く終わってくれないかな~!?と思うばかりでした 「君~、水沢柚月ちゃんの妹だって? すげーかわいいねぇ~♪ お姉さんって…誰とも簡単に寝れるらしいけど、君も同じじゃない!? だったらさぁ、俺どう!? 一回だけでもいいから~♪ ねぇ!ねぇ~!しようよ~♪」
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