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僕の苦しい生活が再開された。
昨日までの、楽しくて幸せな生活とは比べ物にならない過酷な日々だ。
アルマンと入れ替わってる間に、港の荷運びの仕事はクビになっていた。
彼にはやはりこの仕事は無理だったようだ。
この仕事はきつい分、給金も良い。
だから、僕は親方に頭を下げ、どうにかまた雇ってもらえるようになった。
僕があれだけのお金を渡していたというのに、借金はさらに膨らんでいた。
以前よりも生活は過酷なものとなっていたのだ。
だけど、僕はもうこの暮らしから逃げようとは思わない。
いや、思ってはいけないんだ。
僕は、アルマンに、取り返しのつかないことをしてしまったのだから…
どんなに苦しくとも、僕はこの困難に立ち向かわねばならない。
それが、僕に唯一出来る罪滅ぼしなのだから…
(アルマン…どうか、僕を赦しておくれ…)
心の中で手を合わせながら、僕はただひたすらに働いた。
僕にはそうするしかないんだ…
僕は…僕の人生に立ち向かうしかないんだ…!
僕のせいで、短く散ってしまった優しい親友・アルマンのためにも…
~fin.
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