🐐勤務終了後(夜)🐐

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これが…う、噂のっ 未確認生命体 「フン…」 13445e37-b249-497f-8e8f-d91ec223d9e1 この姿は…つ、角っ… しかも2m~3mぐらいの巨体… これが、噂の"ヤギ男"!? あれ…でも、ヤギ男がはいてる ボロボロのズボンの色合い 森陸くんが、はいてたズボンに似てる気がする。 私 綾乃音 弥生  (あやのねやよい) 「ぁ、の…っ」 恐怖のあまり、小さな声しか出なくて… や、ヤギ男って…実在したのね… てっきり、木が そんな風に見えたのかとばかり… ヤギ男 「フッ…」 あ!その場から高く跳ねて どこかへ行ってしまった! かと思った瞬間、茂みの外 公園の出入口付近から 男女の悲鳴が聞こえて 茂みの中から飛び出すと 走ってくるさっきのカップルが 私の隣を横切って何かから逃げていた! 男女が逃げてきた方向を見ると さっきのヤギ男が殺気を放っていたけど 私の姿を見ると、また… どこかへ行ってしまった! 私 綾乃音 弥生  (あやのねやよい) 「…」 公園にはいつもの静けさが戻ってきて 私も、とりあえず帰る事にしたんだけど… ヤギ男がはいていた、ボロボロの ズボンが気になってしまってる。 4b4dccbb-099d-4ac3-8c16-9b106d2f9bd1 彼の姿が脳裏に浮かんだ。 まさか、そんなこと… し、森陸くんが、カップルを 傷つける怪物だなんて そんなわけ…ないよね! うん、たまたま似たようなズボンをはいてた…だけ… でも、怪物が…なぜ、ズボンなんか… ああもう、考えててもキリがない! もう、考えるの止めて お風呂入って歯を磨いて、さっさと寝ちゃおう!
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