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今までを振り返って
なかったことにしたい記憶
それさえなくして
今はないだなんて
この道があなたに
逢うために進んできてたとして
出逢ったいまから先は
どうなるのだろう
出逢わなければ良かった
答えがそうならないように
カラまわるピアノ線につまづいて
あなたを見上げてみる
どこをみて
なにを感じて
あなたの視界に入るには
まだまだ煌めきがなくて
それでも
あなたの歩く後ろ姿や
笑う声に引っ張られてきた
あなたが不意に振り返ったら
小説や好きな動画をみながら
目があうような感覚でいる
あなたの背中にもたれて
居眠りをしてみたい
喉が乾いてきそうなら
適したものをそっと渡して
また、すとんとそばに座りたい
時々ひとりで飛び回る
あなたが教えてくれた
翔びかたは
少しずつ形を変えながら
いつかの夢を夢のままにしない
約束するよ
雨音さえあなたときいたなら
いとおしい奏
あの日あなたが
言葉を詰まらせるほど
ひとつの区切りを迎えた
夜から早朝
いとおしく響く
あなたは
追い付く前に
ひとつの新しい
ステージにあがる
その瞬間の寂しさ
それ以上にあなたが
誇らしかった
あなたが創りあげた時を
見上げさせてもらった時間は
そう簡単には再び出逢えない
行き先なんてわからない
それでも何度も想わせてほしい
あなたが好きだと
あなたのつらさや弱さは
まだみせてもらえなくても
ちゃんと一緒に包み込みたい
そんなおっきく両手を
広げるのは照れてしまうけれど
あなたには
両手いっぱいひらいてる
勝手にね
想うのは自由
壮大なパワーをもつ
とても、いとおしい大変な
人を好きになったもんだな
同じパワーではなくても
あなたにだけ
両手いっぱいひろげるから
好きをあしたに繋げて
明日もあなたを好きだと想う
いつかあなたの
そばにふわりと舞うように
しあわせを一緒に
みつめられるように
たいせつを宝物にかえては
あなたに
今日もおやすみなさい
あしたは、おはよう
出逢えて 大切をくれて
ありがとう
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