日本のバスケー今必要な要素ー

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日本のバスケー今必要な要素ー

 私は中学、高校とバスケ部でした。  私が中学、高校の時からルールはかなり 変わったので、今のルールでバスケが できるのかは不明です(笑)  ちなみに私が中学、高校の時は、4Qでは なく前半後半の20分ずつでやっていました。  24秒ルールも30秒ルールでしたし。 今、バスケやっている、若い方は知らない 方も多いですよね。  そして昔と今の徹底的な違いはルールだけ ではありません。  昔はゴール下のシュートが主流でした。 今は3ポイントのように遠くからのシュートが 主流になってきています。  2021年、オリンピックで日本女子バスケを 銀メダルに導いた、トム・ホーバスコーチは、 3ポイントを強化しきました。  今後、男子の日本代表コーチを務めることに なり現在、Bリーグを視察しています。  トムコーチが求めているのは、女子と同じく 3ポイントです。  日本は平均身長が小さいので、ゴール下まで ボールを持っていけないことが多いです。 たとえ、ゴール下まで行けたとしてもブロック されてしまうこともあり、やはり3ポイントを 打って大きな得点を得ることで稼いだほうが 勝利に近づきます。  ただ、3ポイントは身長の高い人でもやる 選手が増えてきているので、研究されてしまうので、 フェイクのバリエーションも増やすことが必要です。  この3ポイントが主流になっていることに 対して昔活躍した選手はよく思っていない 選手もいるようです。  私自身は純粋にスポーツマンシップに 反してなければ、3ポイントが主流になっても 良いかなと思っています。  さて、もうひとつ、日本に欠かせないのは、 スピードです。背が低い分、スピードも凄く大事に なってきます。もちろん、3ポイントだけたくさん 入れられるわけではないので、ゴール下まで持っていく スピードが必要になってきます。  スピードで速攻をしてレインアップのようにゴール下の シュートが必要になってきます。  今、トムコーチが目指しているチームは3ポイントと スピードです。  ここでオリンピックの男子バスケの話をします。 男子バスケ日本代表は、結果、全く勝利せずに 終わりました。勝てなくても内容によって、 変わってくると思います。  2021年オリンピックの男子バスケでは、 まず、決定打がなかったことにあります。 シュートは打てた。でも、入らない。 この状態が多かったです。  これはサッカー界でよく言われている ことですよね。2021年11月12日にサッカーでは、 W杯最終予選が行われました。しかし、格下の チームと行ったため、3点、4点は入れないと いけないと元日本代表の解説者は酷評してました。 この場合も決定打がなかったからですよね。 シュートを打つ回数はたくさんあっても、決定打が ない。バスケにもいえることなのです。  もうひとつ、男子バスケで足りなかったのは 3ポイント。これも決定打が関係していますが、 せっかく、3ポイントが得意な選手がいるのに、 その選手を生かしてなかったということです。  2020年、Bリーグで3ポイントの得点数が 全チームで多くMVPにも選ばれた選手がいます。 それが金丸選手です。  金丸選手は3ポイントを狙うため、良い位置で 待っていました。それもノーマークで。  ところが、金丸選手にボールが渡らない。 金丸選手も3ポイントを打つことさえ、なかなか できなかったのです。  これは選手の特徴も生かしきれていないなと 感じたオリンピックの試合でした。  女子バスケは逆にオールマイティで、自分の ポジションに関わらず、全員がいろんなポジションを やって、スピードもあって、3ポイントの決定打も 全員ができています。オールマイティなのに選手の 特徴をしっかり生かしているんですよね。  お気づきになった方もいるでしょうか。 男子バスケには富樫選手というBリーグでは スピード、アシストなどなんでも華麗にこなす 選手がいます。  ところが、オリンピックでは生かしきれてなかった という印象があります。  男子バスケはオリンピックではスピードも3ポイントも Bリーグでの特徴を全くできていなかったと私は 考えています。  3ポイントとスピードは背の低いチームにとっては、 重要な要素となるので、今後、トムコーチが厳しい トレーニングを課して、決定打も多くなるかもしれません。  また、バスケの最近の特徴は自分のポジションは 決まっていても、自分のポジションだけでなく、 他のポジションもこなせるオールラウンダーな 選手が求められていると私は思います。  最近のバスケを見ていると、自分の本来のポジション 意外にできるチームのほうが強い傾向にあると感じて います。  正直言うと、ルールも細かくいろいろ変わって いるので、もう私はついていけません。  バスケは秒ルール多いですね。よく、審判は 見られますよね。私は審判をやれる自信、全くないです。  ただ、いえることは今のバスケの方が面白いと いうことです。私がやっていた時以上に面白いと 感じています。  また、バスケも変わっていかと思うので、 それはそれで私は良いなと思います。  バスケ界はパラリンピックも男子が 銀メダルを獲りました。車椅子バスケも考える ことは同じようで3ポイントの徹底だそうです。  いかに今のバスケに3ポイントが大事か わかりますね。  ちなみに3ポイントの位置も私が現役だった頃 よりも遠くなっているということにも驚きました。 もう、私は届かないですね。ジャンプ力もなくなって きていますしね。  バスケ界はオリパラでの大活躍にもっと 盛り上がればいいと心から願っています。
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