エピローグ!

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エピローグ!

50. 「ちがう世界」に来て約1年が過ぎようとしていた。 「ちがう世界」は、「この世界」より時間が早いため、身体に異変があると思っていたが… 俺は「ちがう世界」が2度目だったせいか身体に変化が現れなかった。 レオにその事を聴くと… 「涼が2年前…「ちがう世界」に身体が反応出来ず…」 「消滅する瞬間「この世界」に戻る前に、レオが涼に手紙を「ちがう世界」で書いてたことを涼、覚えてる?」 「レオは、それの逆を「この世界」で涼の為に、やって置いたんだよ…」 「それを涼に、気づかれないように、涼のかみさんに渡して置いたんだ!」 その事があり、俺は、二度目の免疫と手紙の効力が重なり… 半永久的に「ちがう世界」で生活できるようになった。 そして、剛と「のん」に子どもが生まれた。 剛と「のん」もレオが「この世界」俺の国が消滅し「ちがう世界」に来るのでは無いかと予測していた。 レオは涼と同じ様に、剛、「のん」に… レオが「この世界」にいた時「ちがう世界」に招き入れる、手紙を書いていた… しかし、手紙だけでは、効力が無かった… 剛と「のん」は、「ちがう世界」で結ばれ子どもを授かり昨日、誕生したのだった! その子は、「ちがう世界」で誕生した男の子だった! 名前は…「うのん」とした。 この事が、奇跡を起こし、剛も、「のん」も半永久的に「ちがう世界」で生活出来る様になった。 そして、ロイの刑は、懲役100年となり、実質、無期懲役を言い渡された。 特典は、ロイの専用牢屋は、牢屋の外に四畳半の部屋があり、キョウコがそこに住んでいた。 牢屋の中でロイとキョウコは生活していた。 ロイは、一生自由が無くなったのであった。 ヨウは、懲役10年で執行猶予30年となり、天涯孤独なヨウの保証人に俺がなり、俺と暮らす事となった。 俺は、「この世界」に置いて来てしまった… かみさんの分まで… ヨウと楽しく「ちがう世界」で暮らして行こうと思った。 今日は…いい天気であるが… 相変わらず… 空の「歪み」から不規則に激しい光りが、射し込んできていた! 完
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