刃流祭

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授業を適当に受け、13時に迎えに来た涼の愛車であるハイエースで、煌蓮総本部に戻って来た煌大、龍太郎、忍夢(しのむ)結翔(ゆいと)玲音(れおん)の5人。 メンツ達に指示して地下2階にある和太鼓と太鼓の達人を運ぶ様に指示した煌大。 舞台ではなく、観客席を取り除いて、そこに置いてもらった。 玲音(れおん)以外が和太鼓で唱を先に演奏する。 メインの曲は太鼓の達人に唱を選択したのは、玲音(れおん)。 ドンドン、ドンドン、ドド、カツカツ…… 和太鼓がコンサートホールに響く中、入って来たのは、貴島真琴(きじま まこと)中村羽生(なかむら はにゅう)貴島結愛(きじま ゆあ)貴島希羅(きじま きら)錦織虹恋(にしきおり にこ)の5人。 それに気づいた煌大は和太鼓を叩いていた手を止め、5人のもとに行く。 「唱だけは、和太鼓演奏のみにするよ」 そう言ったのは、中村羽生(なかむら はにゅう)。 やはりかと思った煌大は、少し考えて言った。 『今年は唱の演奏を止める』と。
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