one night lovestory

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ
その客と出会ったのは夏の終わりだった。 「…蒸し暑〜」 ホテル街の中。そこでそう呟いた美青年、キサラギはタチの男娼。今まで数多くの男を抱き大金を稼いでいるキサラギは男感のある美貌と黒真珠の様な瞳の持ち主。 客の待つホテルに向かっているキサラギは程なくして目的地に着くとその口を開いた。 「ここか」
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!