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俺様ドクターと同棲生活⁈
朝の光りが室内に入り深い眠りから目覚めると、シングルベッドには私一人。しかも、布団は被っているが全裸だ。そこで、昨夜の生々しい行為を思い出す。
キッチンの方から微かに音が聞こえるので、柾さんがいるのは確かだ。落ちている部屋着を身に纏いキッチンに向かう。
「月おはよう」
「おはよう」
「冷蔵庫に入っていたアイスコーヒーもらった」
「どうぞ。あっお腹空いたよね。何か作るよ」
「さっき、ランニングに出たんだ。だから、帰りにそこのパン屋で買ってきた」
さっきから、いい香りがするとは思っていたが、これの匂いだったのか。
「ベッドが狭くて眠れなかったんじゃない?」
「いや。月の温もりを感じてぐっすりだったよ。いつも以上に眠れた」
「ならいいんだけど……。あれ?今日はお休み?」
「ああ。それより食べよう」
なぜか嬉しそうだが、休みがそんなに嬉しいのだろうか。あまりない貴重な休みだからかと勝手に思っていた。だが、なせか時間を気にしているように見える。
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