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「着きましたよここです」
オーデは馬車を停めた。
「ありがとうございますノーナ足元に気をつけて」
先に明日香が降り、ノーナを気遣う。
ノーナはちょっとだけ苦労しつつ何とか降りられた。
「あの人26歳か、思ったより若かったね」
明日香はさりげなくオーデに年齢を聞いていた。
明日香的に30回っているだろうと考えていたが思ったより若かった。
「明日香先輩、そんな事は言ってはいけません」
ノーナは諌めた。彼女自身はオーデを親しみやすいと思っていたからあまり良く言ってない明日香を何とか諌めたかった。
「本当の事を言っただけよ何がいけないの?」
明日香がノーナに目を向ける。
表情がちょっとムッとした感じだったのでノーナは何かいけない事を言ったと感じ誤魔化す。
「……よくわかりませんが…シュカシュカ先輩ならこう言うと思います」
「ははんなるほどね、シュカシュカなら確かにこう言いそうね」
(ホッ…)ノーナは一息つく。
下手な事は言わない方が良いなとも思った。
と余談は置いといて今ノー明日はシュカシュカ宅に着いたところだ。
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