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 翌日の夜も、猫の集会が開かれた。  その集会で、マルは昨夜の出来事を、仲間の猫達に話して聞かせていた。 「あそこのカエル、尋常じゃなくおっきいから、絶対に見に行っちゃダメ!」  えええっ!と、それを聞いた猫達が声を上げる。 「しかも、ものすごく強い。僕たち猫は絶対負けちゃう!」 「カエルに負けたらどうなるの?」 「分かんないけど、絶対やばい」 「食べられちゃう?」 「きゃ~、怖い」  この夜の月も明るかった。この分だと、明日の朝は冷えるかもしれない。  木々の葉も赤や黄色に色付き始めた。  カエルや虫も、もうすぐ冬を越す準備を始めるだろう。  そうしたら、彼らに次に会えるのは、冬が終わって春が来てからだ。
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