🐻森のクマさん🐻

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アタシは、その眉間に狙いを定めてたんだけど そのクマは慌てたように立ち上がった! e2c40d81-d648-4fb6-a385-9c15943dff1f 灰色熊 「ブホッ!ま、待て待て、お嬢ちゃん! 頼むから…撃たないでくれぇい!」 っ…!? アタシ 山狩 美世音(やまがりみよね) 「ひぎぃ!?く、クマがしゃべったあ!?」 思っても見なかった展開に 定めてた狙いが、大きく外れ その足元の手前に発砲していた! 灰色熊 「ブワアアッ!あ、あぶね…ッ」 あ、あぶね…って… アタシ 山狩 美世音(やまがりみよね) 「へ…ぁ…」 驚きすぎて腰を、抜かしてしまい アタシは、芝生の上にしりもちをついていた… 灰色熊 「へ…へへッ…ど、どうしたよ… お嬢ちゃん…{冷や汗」 494bd427-e539-4f70-a94d-ad10ebfa77ae 灰色熊 「う、撃たねぇの…? はあ…よ、よかったあ…」 両手を下ろしたクマは 安堵のため息とともに 芝生の上、アタシの向か側で おっさん座りしてる… アタシ 山狩 美世音(やまがりみよね) 「え、ぇと…ぁ…」 ど、どうしよう… 変なクマを、見つけてしまった! 灰色熊 「ハッ…ほ、他の奴が 来る前に逃げないと…!」 目の前で、おっさん座りしていた しゃべる変なクマは 四足になって、こちらに背を向け のそのそとした早歩きで 茂みの中に戻っていったから 猟銃の安全装置を作動させたアタシは それを、持ってきていたカバーの中にいれ 慌てて、さっきの変なクマの後を追いかける!
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