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僕・ 瀬崎優希には
同い年の陽葵という
2年付き合っている彼女がいる。
眉目秀麗で成績優秀。
可愛くて、優しくて、天使のような彼女だ。
なのに……!
陽葵という存在がありながら僕は……
なんと別の女性と浮気をしてしまったのだ。
別の女性、というのは隣のクラスの
相原さん。
時は昨日に遡る。
学校が終わり、1人とぼとぼと
帰宅していた時の事だった。
肩をトントン、と叩かれ、
振り向くと相原さんが居たのだ。
「優希くん、今、ちょっといい?」
「え?あぁ、うん」
小さく頷いた僕に相原さんは首を傾げた。
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