ヘラと幸せの小瓶

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ヘラと幸せの小瓶

 とある二人の悪魔が禁忌の扉を開き、そこから抑えられていた者たちがたくさんたくさん飛び出した。  それらは悪魔だけでなく、人間からも嫌われている者たちだった。  その名は『幽霊』、『妖怪』と言われている。  その者たちを見事退いた三人は霊王となる者と対峙したが、呆気なく倒されてしまった。  一人は身動きを取ることができないようにされ、一人は元いた世界に戻され、もう一人は表情を封印された。  これは崩壊しかけていた魔界が少し復興し、表情を封じられた悪魔が街に出たときの物語。
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