レベル2.レジとの親密度を深めつつ書類手続き

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まず職場に「合格書」を確認してもらって、その後、 「雇用証明書」というものを発行してもらいます。 雇用契約書には、 会社名・許可番号・許可業態の種別・店舗の所在地とかが書かれていて、 この職場で、佳川鈴奈が雇用されることを証明しますっと、 雇用者の代表取締役の名前で発行される紙切れ1枚。 これがないと、登録販売者の一歩が踏み出せないの。 この雇用証明書と合格書を持って、 お布施金 (登録料。自治体によって違うかも知れないけど、我が町は諭吉1枚)を  手に握って本籍記載の住民票と共に最寄りの保健所へ。 (自治体によっては郵送も可能) 提出してから、2週間。 正式に合格証が「販売従事登録証」というものにレベルアップします。 その「販売従事登録証」を職場に提出して、 はれて、登録販売者としての研修を始めることが出来るのです。 佳川の場合は、 保健所の手続きから、正式に会社より登録販売者(研修中)の 名札を貰うまで、1か月ちょいかかりました。 準備が整うまでの間、本当に大変だった。 レジとの親密度は少しは深まったけど、 お客様が「お薬」を買い物かごにいれて持ってきた場合、 登録販売者の確認がなければ、レジが動かないの。 一般従事者は、お客様に理由を話して断りを入れて、 「業務連絡します。お薬の説明をお願いします」とコール。 登録販売者の皆様は、そのコールが聞こえると作業の手を止めて レジへと駆けつけて、お客様に説明をして、自分の管理のもとに販売した証として自分のバーコードをレジに通す。 そうして、ようやくお買い物いただけると言う。 ある意味、登録販売者の方にも 「申し訳なく感じてしまう、一般従事者の心」でした。 ホント、そんな申し訳なさでいっぱいです。 お客様からも 「なんで、すぐに売ってくれんの?説明なんていらんわ。  いつも買ってるのに」って言われてしまいます。 お許しください。 今はそれが国の方針なの。 ドラストによって、説明を求められる薬が限定されてるところも あるみたいなんだけど、私が就職した場所は、すべてのお薬を確認。 それがルールなのでした。 貴方が利用したドラストで、そんな情景に遭遇した場合は 理解して付き合っていただければ幸いです。 1か月半後、一応「登録販売者-研修中-」の身になり、 一応、私の名札のバーコードを通して 販売することが出来るようになりました。 やったねー。 っと言っても「研修中」なので、 まだ一人で好き勝手なことは出来ません。 あくまで、親登録販売者と業界で言う、 研修が外れた人と一緒じゃないと、 販売は出来ません。 自分が対応できななくなると、 ちゃんとフォローできる人がいないとだめだってことですなー。
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