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眩しい初夏の光をいっぱいに浴びて、
あなたのそばで咲いていた『夏雪の花』
海薫る爽やかな風が優しく頬をくすぐって、
ふわりと小さな花もさらってゆく
ひらひら…… ひらり……
空を舞い風波に泳ぐ花は
――――――まるで初雪のよう
冬に降るはずの雪が、夏の光の下で輝いて、
宝物を見つけたみたいに心がときめいた
奇跡が……
舞い降りた、かもしれないと
小さな一花が愛しいほど恋しくて
恋愛の一片は切なく揺らめいて
この恋は私に大切なものを捧げてくれると
夢に描いた
幸せな未来が待ってると……
信じていたかった――――――
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