CROWN島

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ひたすら食べれるだけ食べ、「QUEはよく食べるのだな。もう少しマナーが良ければ……」 「ふぇ?」 「色々ありましてね。今はリハビリ途中なので。普段はちゃんとマナーもできるんですよ」 学校の成績もいいと話してくれたのでホッとしたが、体育が苦手というのは言わなくていい! 「さっきの子は?」 「同じ歳の子で束砂ちゃんと言います。お絵描きがとても上手で、少し照れ屋さんです」 「大人たちはさっきので全員かね?」 「ええ、少し船を降りてる者もいますが」 「どこからここまで?船は大きいですが、舵取りや航海図など専門のものは ?」 「船長のQUEたんがしてますよ。星読みは私も勉強中ですが、お爺さんとお婆さんの船で覚えたそうです。二歳くらいにこの船より少し小さな船で旅に出てここまで大きくなりましたが」 「そんな小さい頃から?言葉も話せないだろうに」 「今と変わりませんねぇ。海のことになると詳しいですし、嵐の時の舵取りは見事です」 「戻りますたー!嵐の時はひっくり返りそうになりまつよ」 「無茶なことを。君もどこかの島の子かね?」 「ワチ?分かりませぬ」と狼歩しゃんの後ろにコソコソ。
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