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―
… ぼそっ
「 … ぁ そか
ハロウィン今年も来るなってね …」
―
―
… ぼそっ
「 …ぁ カウントダウン
… 中止?
… そ … なんだ 」
―
そのエリアは そんなことが
ニュースになるところで …
だったら なんだか そこには
いったいどんな人たちがいるの? …
なんて …
… で そんなこと?
私がふと思うのは …
そんなニュースでそこがでて …
それ なんとなく見るたび … に?
思い出す人たちがいて …
それは 私が中学生の頃だから
昔だけど … でも その頃だって
そこは そんなにぎやかな
感じのとこで …
… でも その頃 子供の頃で?
初めて往った とこだから …
ハッキリ と 覚えては …
いないし 連れてってもらったから?
ゼンブの事とか 往ったその場所も
どこかワカッテナイけど …
私 … そんときの
女友達?から …
―
「 かわいいカッコしてきたら
お酒が飲めるし
ごはんもタダで食べれるとこ
連れてってあげる 」
―
… って 誘われて …
… で 急だったけどそれ …
そこは 当時の私にしたら
めっちゃあこがれの街だし …
だからきっと お酒飲めるのも
そこだからで?
しかも! その?
お店で?
お酒飲むの初めてだし私 …
ごはんもタダで? じゃ …
" 絶対ぃ~! 行きたいし! ”
… で 急いで! 私一旦家に戻って!
かわいい服 頑張って ガサゴソ
散らかしながら探して …
見つけ出した!
可愛いブラウス と 可愛いスカート!
可愛い上着はないから それだけ着て!
そのコ 待っててくれたから …
「 … どうかな?
これでいけるかな?
でも 私 …
お酒飲んだ事ないけど 」
… って そのコに言ってみたけど
「 … ん?
○○人形みたいだから
それでいいよ …
お酒? は …
平気じゃない?
ジュースのお酒もあるから 」
って …
だからそのまま二人で電車に乗って
そこに行って …
… で そこの店は
駅から歩いておっきな公園の中通って
下が普通のお店で …
そのお店の横の階段上がって…
の! 2階で …
だから そこ知ってる
そのコが先に上がって …
したら 黒服の男の人出てきて!
… なんか その人とそのコ
知りあいみたいで …
… で その人が私のトコ来て …
さらっと … 私の事見て …
―
「 … おまえは ダメ
帰りな … 」
―
って … 謂われて …
だから 私 … 驚いて …
… だって そのコはいいよって
言ってくれたのに? って …
… でも そう謂われたら
店の中には入れないし …
甘い?ジュースみたいなお酒も …
ただでのごはんも …
… ぼそっ
「 … だめなんだ 」
… きっぱり!
「 ダメ! 」
聞き返した私に
ダメ!だけを 繰り返し言われて …
だから 一緒に居たそのコ
それ気にしてくれて? …
そのコもその店には入らずに
二人でその街 ただ 歩いてて
歩くだけなら タダだから …
でも … もう12時近くで …
私はそのコの家に泊まりに行くって
親に言ってきたから平気だけど …
でも …
ブラウスとスカートだけだと
かなり寒くて … 鼻水も出てきて …
… そしたら 声かけられて …
男の人3人くらいでいた人たち …
… で 近くのお店に入って …
そこ … 初めて入ったから なんの
店か ワカラナイけど …
やっぱり2階で …
なんかやたらと一つ一つがデカい
ソファ? と ちっさなテーブル が
テーブル席? に?
なってるお店 … で …
照明は少なくて? 暗くて …
だから 私いままで寒かったし!
そこ暗いし … だったから?
眠くなってきて? で? だれか?
頼んでくれたあったかいティーラテ?
甘いの 飲んで なおさら眠くなって
きて … で 私 座ってても上半身
ふらふらしながら …
―
… ぼそっ
「 … なんか
ここアツいんだけど … 」
―
… って 謂ったらしくて
だから 横に座ってる男の人が
… ぼそっ
「 … じゃ
脱げば … 」
… ぼそっ
「 … やだ 」
って 謂われたから 私も言って …
したら テーブルはさんで
斜め前に座ってた人が …
… ぼそっ
「 … おい
どうする … 」
って 謂いだして …
で … もう一人の人は黙ってて
友達も黙ってて …
だから私 …
最初に 『 …じゃ 脱げば … 』 って
言った人 …
その人の方を見たら …
私の横に座ってるけど …
寝てて … で … しばらくそのまま
に私してたら ほかの人も座ったまま
寝て …
だから私もいつのまにか寝てて …
で … 目が覚めたら …
店の中が明るくなってて
すっかり 朝で …
… なんだか
その間の時間 ただ そこで寝てた
みたいで私 服もちゃんと着てたし …
… で けっきょくそのまま
その店を出て 友達と二人 また
電車で帰ったけど …
… それが 不思議で私
だから
そこがニュースとかででてくると
なんだか … 思い出して …
―
「 … あの人たち
なんだったんだろ … 」
―
って …
だって … もし私が最初のお店
は … 入れてて?
中学生なのにお酒 …
その ジュースなのにお酒?
飲んでたら? …
… どうなってたんだろ?…
とか …
次に往ったお店 も …
いったいどんな店で?
なんで朝までそこに居られたんだろ?
… って
そしたら … その人たち …
最初に往ったお店で …
私に帰るように言った人
なんか … 正しい人だったの?
… って
もしかしてあれ …
その人は私を助けてくれた人?
… って
なんかそれって
そこでなんかと戦ってないけど!
壁になって 立ちふさがってて …
正義のヒーローみたいじゃん …
… って
それに …
私たちに声かけてなんだかワカラナイ!
お店? に 一緒に入った人たち …
あの人たちだって?
私と友達に?
なんかしようとしたら?
私たち寝ちゃってたんだから?
デキタ のに?
私の横に居た人
朝まで動かずに …
だから なんかその人たちが
背とかもおっきい人たちで …
だから …
足も長くて その足テーブルとかに
伸ばしてて …
そんなで私と友達囲んでたから …
たぶんその店に居た ほかの人たち?
それじゃ … 近寄れなくて …
だからそのまんまで? 無事で?
帰ってこれて …
なんだかその人たち どんな人たち
なのか 思い出せないけど …
私の横で寝てた人 も そんなに
おじさんでもなく お兄さんみたいで
で … ギターとか背中に …
だったから …
そっち関係の人? で? …
3人の中でもその横に居た人
リーダーみたいだったけど …
なんか … 寝顔 …
綺麗な顔してて …
その顔がデカく見えるほど近くて …
そのきれいなその人の横顔 …
髪が肩ぐらい な …
… そんなのは覚えてるんだけど …
でも …
ほんとは? そんな事?
ばっかりしてる?
悪い人たちなのかもだけど …
で … 一緒に行った友達とも
なんだか … それ以降は …
あんまり …
一緒に居る事もなかったから
その時の事 何もワカラナイ
ままだけど …
でも … 私 … 今 想えば …
やっぱ あの時 その人たちに
助けてもらったような気がして …
あの街にいる人 たくさんスギだし
いろんな人がいるけど …
そんな …
良い人もいるんだけど …
って …
あのお兄さんたち …
もうおじさんたちだけど …
いま 何してる 人たちなんだろ …
って …
―
… ぼそっ
「 … あの街に …
そんな人たち
いたんだよね … 」
―
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