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どれぐらい進んだんだろう…
来た水路を振り向くと
もう、先が見えなくなっていて
正面を向くとうっすらと、光が見えてきた!
ムベンガ族
ナーバ=クルィーク
「お!光が、見えてきた!」
その、うっすらとした
光に向かって進むと、眩しくなってきて…
目前に、大きな滝が流れ落ちていた!
ワタシ
ジーラ・ジュリエス
「わあ…ここの滝も、すごく大きいね。」
ナーバは滝を見上げる。
ムベンガ族
ナーバ=クルィーク
「確かに大きいな。
そばにあるのは、桜か…?」
さくら…?
ワタシ
ジーラ・ジュリエス
「さくら…」
ナーバは、こちらに顔を向けた。
ムベンガ族
ナーバ=クルィーク
「ぁ、そうか…オマエはまだ
桜を知らないんだったな。
桜ってのは、ほら…その滝のそばにある
桃色の花が咲いてる木だよ。」
この木に咲いてるのが
さくら!綺麗だなあ…♪
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