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3,小説を書き始めよう!
ここまでの、小説を書く前の作業や、小説を書く時の細かなルールを分かってきたら実際に小説を書き始めましょう。
僕的には実際に小説を書き始める前にもこれまで書いてきたプロットを全て読み返すようにしています。こうすることで、ストーリーに矛盾はないか、実際に自分が書きたい小説のイメージと異なっていないか、確認することができます。
ではここまでできたら実際に小説を書き始めましょう。
まず、僕が知っている執筆の手順をいくつかご紹介します。
①順番型※
実際に本を見るように順番に書くといった形。
最初にタイトルを決め、その次に目次(各章の名前)、そして本文という風に書いていきます。初心者に最もオススメできる書き方で、今でも僕はこのパターンで作っています。
【順番型のメリット】
・順番に書いていくから執筆しやすい!
→最初に目次を全てまとめてしまうのであとはその目次通りに執筆することが容易です。
【順番型のデメリット】
・最初の段階で十分なプロットを書く必要がある
→初期段階で各章の名前を決めてしまうため、書き始める前に序盤から終盤までの大体全部分のプロットが必要です。
②本文目次同時型※
1章ずつ本文を書いていき、その後に1章ずつ目次もまとめていく方法。
少しずつ進めたい方にオススメ。本文と目次をほぼ同時に進行するので、実際に執筆する章の部分のプロットを完成させればかける点が良いです。
また、タイトルは本文を書く前か全ての章をまとめた後に考えるのが一般的です。
【本文目次同時型のメリット】
・少量(1章分)のプロットがあれば書ける!
→1章ずつ進めるので1章分のプロットがあれば本文も書けるので、早く小説執筆に移れる。
【本文目次同時型のデメリット】
・1章ずつしか進まないため、完結までが長くなる
→1章1章を進めるテンポは良いですが、1回の作業が小説全体の少しにしか過ぎないため、完結までのテンポは悪くなります。
③本文型※
本文を全て書いてしまい、その後に目次を考える方法。
本文を書いてから、それに合う章の名前を考えたいという方にオススメ。
本文目次同時型とほとんど変わらない。(本文を全て書くか1章ずつまとめるかだけ)
タイトルも本文目次同時型同様、最初か最後に考えます。
【本文型のメリット】
・章の名前を本文書いてから決められる。
→小説で大事な章の名前を本文の後に考えるため、より本文に適した名前を考えられます。
【本文型のデメリット】
・章の名前ナシで本文を書かなければならない。
→メリットとは逆に、章の名前が決まっていない状態で本文を書かなければいけないため、文章力がないと難しいです。
※ここで記載している名前はさとぴっくすが考えたものです。
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