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「わしは夜間、母さんが居ればいい。昼間は居なくても大丈夫だ」
「明日からずっとついてればいいのね。泊まり込んでも・・・」
「いえ、夜は俺が付き添いますからいいんですが、昼間、1人で2人は大変だと小児科の先生に昨夜、言われたんでお願いしたいと思いまして」
「わかりました。明日から桜の病室に伺うわね」
「はい。宜しくお願いします。桜もいい?」
葵が考えてくれたんだね。
「うん。もちろんだよ」
話してるとお父さんが『名前なんだが、考えてみたんだが・・・』と紙をポケットから出すと葵は・・・。
「悪い、親父。俺達は名前を決めたんだ・・・」
「・・・そうだったのか?」
訊くので頷いた。
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