侯爵家最強の皇室親衛隊隊長の欲望と大公陛下付き執事長の恋

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最初は小さな疑問だった。 綺麗に整えられた銀髪。細い黒渕眼鏡。 その下に隠された、ダークブルーの瞳に、涼しい二重の切れ長な目元。 筋の通った鼻梁に、薄くて大きな唇。 均整のとれた肩幅。所作の美しい指の長い手。 引き締まった大臀筋。スラリと長い脚。 ああ、この男(ひと)は褥(しとね)ではどんな風に乱れるのだろう。 どんな声で泣くのだろう… 泣かせてみたい… 潤んだ目で 「お願いですから、やめて下さい」 と懇願させたい…
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