チョコレートのような彼の二の腕に

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チョコレートのような彼の二の腕に

嚙んだら甘そうなチョコレート色の彼の二の腕が好きだ。 うっとりと見つめていたら気づかれて。 「そんな目しやがって、ホモかよ」 鼻で笑われたのに目に涙をにじませうつむく。 傷ついただけではない。 また新しい扉が開きそうでこわかったから。
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