第20話「プリムラ」

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艶やかな風が吹き荒れて夜空に咲いたヒトヒラの花弁は長い時間をかけてゆっくりと溶け合ってゆくっ!!?その中に見える仄かな希望が絶望の縁でそっと揺れていて…流れる雲はこの果てもない 空の下で淡く溶け合っていた…そこから見えた蝋燭は何かを示す様にそっとゆらめいていて…希望の光が何処までも照らし出していたっ!!? そして…《信頼》という名の確かな《絆》が紡がれて…《EASTCHILDREN》の《鼓動》はオブリージェたちへと引き継がれ…カルミアという名の《幻想》が夜空に投影されて行くっ!!? その中に見える《切り裂き魔》の《亡霊》が空虚なソラを切り裂いて…《絶望》という名の《輪廻》が繰り返されるっ!!?そして…全てを悟った様にニンマリ微笑む男はこう語り掛けるっ!!? ??「ウッフフフ(笑)!!?ようやく来ましたか?貴方が遅いから…コートが汚れてしまったではないですか?」そう話した男の目は何処までも《狂気》に染まり切っていたっ!!?
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