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みんなが揃ったところでアイスを配ろうとすると、「俺はストロベリー！」とサッと取る大国さん。
「志那さんはどれにしますか？」
「このミントという葉の書かれたものを」
スーッとするから驚くかな？と思いながら渡し、兄はチョコ。石長さんはブルーベリー。祖父は定番のバニラで祖母が珍しくチョコチップ！
「迦具土どっちがいい？」
「抹茶とグレープフルーツか……」
毎日お茶は飲んでいるからとの理由でグレープフルーツを選んだ迦具土。
抹茶は好きだからいいのだが、実はミント味がとても気になっていたとは言い難い。
みんなで蓋を開けて食べていると、「な、何だこれは」と目をぱちくりさせている志那都比古神。
そりゃあそうだろう。
ミントなんだから！
きっととても甘いのを想像していたのに、ミントの味の方が勝ったのだろう。
ガムや飴などでも、口の中がさっぱりして好きなのだが、アイスとなると甘さはどうなのかな？と思っていたが、わかりやすい顔説明をありがとう志那さん。
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