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そして今…オルガとミハエラは屋上に居て…難しそうな顔をして夜空を見上げていたのである
オルガ「で?インテリメガネ?てめぇの見立てはどうなんだよ?」
ミハエラ「十中八九…彼女が犯人だろうね?ただ…それを裏付ける証拠が何処にも無い」
ミハエラ「仮に証拠を突き付けた所で…何の能力も持たない者たちに」
ミハエラ「彼女の犯行を止めるのは不可能だろう?それに…ボクにはまだ」
ミハエラ「引っ掛かる事があるんだ?その謎を解かない限りこの事件は…根本的に解決しない」
ミハエラ「そう思えてしょうが無いんだ…」ミハエラはそう言うとタバコに火を付けて
フッと息を吐いて夜空を見上げる。その姿はまるで…羽ばたけない
鷹が訝しがる様に…聡明で…それでいて…儚げだったっ!!?
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