本当の部屋

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目が覚めた... 「ここは、、?」 いつの間にか知らない部屋にいた、あたりを見渡してみると、古びた扉と机と椅子、そして、机の上に手紙らしきものが置いてあった。 扉を開けてみようとするが、ビクともしない、諦めて部屋の隅にいることにした。 3分後ぐらいだろうか、扉が開いた。 1 日常  私の生活は面白くない、自我が芽生えたときから... なんとなく起きて、学校に行って、いじめられて、苦しくて、毎日泣いてないて、ずっと同じ生活、まるでループしているかのように... いつしか、私は、夢に逃げ込むようになっていた。 夢では、私1人だけ裕福な生活をしているという内容だった。 しかし、夢に逃げ込むにつれて、だんだんと夢の生活が変わっていった、 今の現実の苦しい生活へと... 2 夢と現実  私は、いつの間にか夢と現実がわからなくなっていった。 夢でもいじめられて、泣いて... 現実で寝たとしても、夢の世界で起き、また夢で寝て現実で起きる。 そう、本当に世界の感覚が狂っていたのだ。 夢でも現実でも起きたら必ず泣いていた。  狂ってしまった日から何日が経っただろうか... そんなときある日、記憶が消えていくように眠りについたときがあった。 3 部屋  目が覚めた... なにか違和感を感じた、いつもの景色でもない 「ここは、、?」 いつの間にか知らない部屋にいた、あたりを見渡してみると、古びた扉と机と椅子、そして、机の上に手紙らしきものが置いてあった。 扉を開けてみようとするが、ビクともしない、諦めて部屋の隅にいることにした。 3分後ぐらいだろうか、扉が開いた。 扉の方を見ると...そこには、いじめっ子たちがいた。 4 気づき  私は、恐怖を思い出していた。 そして、私は、泣きながら、声を震わせていじめっ子たちにこういった。 「私は夢を見てたんだ、毎日笑えなかったんだよ、でもこれからは逃げるんじゃなくて、前を向いて笑うから、もうやめて」 私は、このとき何を思ったのだろうか、でも、自分の中で何かが変わった瞬間だった、自分の気持ちに答えられた気がした。 これからは、現実でも夢でも笑える。 自分がこうするしかなかったんだと改めて思う。 " この話は今から18年前のお話だ。"
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