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クレアの部屋はニコルも一緒だからとベッドが2つ。
クレアのベッドの横には飲み物やタオルなど必要なものが置かれていて、やはり疲れているのか眠っていたのでニコルだけを連れ出す。
「ニコルさんも疲れてない?」
「娘のことですから平気です」
「エマさんには……」
「念話しましたが、見えないところでよかったと」
「俺的には良くない!」
「ですが、みんなを守ったことに誇りを持てとエマもクレアに言ったそうです。あの子はなんというか……あまり悩みなどの相談をする子では無いですし」
「沢山聞いてあげなよ!今がいい時期なんじゃない?」
一緒に屋敷探索をしていると、厨房横で麻袋を漁っている結月を見つけて見なかったことにし、広いベランダから街が見えると聞いたのでベランダに出る。
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