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「明日はとうとう 出発する日だ
最後の夜なのに する事がなくて」
という歌詞が琴線に触れることになるとは思っていませんでした。
社会人になると同時に僕は1ヶ月限定の一人暮らしをすることになります。昨日までは「なんとかなるだろう、新天地は楽しみだ」なんて思っていました。
日が変わり時間が経つにつれて、僕の心は沈んでいきます。
1ヶ月も経てば帰ってくるのに、今は非常に寂しいです。
何かしらの作品にしたいですが、そんな余裕も無い程寂しいです。そして早くこの感情を外に出して、僕の心を落ち着けてやりたいです。
昨日は大切な人と会いました。会ってる時はすごく楽しく、別れてからもその楽しさはまだ残っていました。しかし余韻と呼ばれる麻酔が切れた後は、寂寥が顔を見せます。ずっと存在していた寂しさに僕はようやく目を向けることが出来ました。
冒頭で引用した歌では「ひとりぼっちは怖くない」というフレーズが頻出します。まるで自分に言い聞かせているように。
先日までなんとなく聴いていた曲がいざ自分の曲になる、という体験が大好きです。それを味わえたのに、その満足感と同じ程寂しい気持ちがあります。
寂しさの権化みたいなものが首に巻き付きながら今後1か月を過ごすのかな、と懸念9割、期待1割です。
帰ってきたら諸々の感情を絶対作品にします。
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