病院
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入院している部屋から満開の桜が見える。おそらくこの桜が散ると、わたしの命も散るのだろう。それからしばらくの間、わたしはドキドキしながら桜を見ていた。桜は粘っていたが、だんだん減ってきた。そしてある日の夕方、風でとうとう最後の一花が飛んでいった。しかし、わたしは死ななかった。なぜか分からないが悔しかった。沈んだ気持ちで病院の屋上へ上がり、そこから飛び降りた。
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