意志薄弱の為失敗するのか?

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何か足りない。としておこうか…。覇魔巣の重力は太陽系でも土星か木星くらいある気にさせる。これは俗に言う覇魔巣気質何だろう。「切無し化現象。にゃむにゃむ…夜霧か…。」俺はモーションキャプチャーの為にモデルの面接を受けている。残念だが、俺のポテンシャルは柔軟だ。次世代ゲーム機の主軸に為らんともし難い。「あぁ…これか…。今は要らないな。預かってくれるか?」俺は亜空間に居る。太陽と直接連携をとった覇魔巣と言う国は太陽への移住も許容範囲だった。太陽ほど常に適温であるらしい。光学上、エネルギー源とはしていない太陽は無償の愛であろう。「ふむ…どれ…。」面接官の老人はスタコラサッサと夜霧を持ち去り、何やら飲み物を持って来た。「まぁ飲め…。」老人に差し出された飲み物を俺は手に取り、一気に飲み干した。「それは夜霧じゃ…レフィル…レフィル万江田(まえだ)よ…お前にはこの業界は無理だ。」俺は面接に落ちた。ほっつき歩いていた路端、仕方なしに拾い上げた棒切が夜霧に変わった。
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