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手紙
2038年12月25日0:11 午前
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大林一変です。
私は"大林一族連続殺人事件"(14年前の事件)が起きてから
警察官になろうと決意しました。
旧友は無残な死を遂げてしまったのですが、、、。
私は友への贖罪をしなければいけないのです。
許しを請うわけではないですが、
贖罪として、私は殺人事件を解決し、犯人を逮捕する。
ということをすることにしました。
それだけではきっと、許されることではないし、私を許してはいけない。
一生。
私のために、いや。
私が殺した友を思い、
余生を贖罪に充てようと考えました。
そんなわけで、私は36で警察官に就職したのですが、
最初は、事件などの重要な仕事は任されませんでしたが、
9年たった今は、刑事として職務、贖罪を全うしています。
そして、私には助手がいます。
それは、五十嵐タカシという名の検察官です。
これは、五十嵐押の孫なのです。
私は、その事実に気づいた瞬間。
涙が溢れ、謝罪をしました。
おっと、しゃべりすぎましたかね、、、。
この物語は、
私の贖罪が終わるまでの物語である。
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