メニエール病でした

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メニエール病でした

目眩[めまい]に襲われた日に耳鼻科へ行ったら目眩を抑える点滴を受ける事となった。 私の腕の血管が細いのもあったのであろうが点滴の針の刺し直しを3回程喰らう。 点滴針の痛みは凄かったのだが、それ以上に目眩が勝っており、激痛をこらえつつ点滴液が無くなるのを待っていた。 結論を言えば点滴が効いてない。 私がダウンしてる最中に診断結果は付き添いで来ていた弟が聞いていた。 「おそらくメニエール病」なのだそうだ。 おそらくって何ぞ?とは思ったが余裕が無い私は黙って聞いた。 となると、家の家事と食事作りは不能となるのを察した私は帰り道に薬局へ直行し スポーツドリンクとご飯代わりの明治メイバランスを大量購入した。 このメイバランスは後々非常にお世話になるアイテムで、1日朝昼晩飲んでいれば最低限死なない流動食である。 朝食を食べない人は朝に飲んでおけば体調に良いぞ! 味は牛乳かコンポタ味がオススメだ。 メニエール病と判別されると、調剤薬局の薬の種類が変更されてしまった。 禍々しいオーラを放っていたリマプロストアルフが無くなり、 メコバラミン(B12、市販だとナリピットが有名)、アデホスコーワ(無味無臭で難聴薬LV2くらい)、イソバイド(ラスボス又は特級呪物と云われている、要は不味い) ネット界隈でも有名である特級呪物イソバイドの登場である。 イソバイドの味は酸味15%とエグ味25%と苦味60%で、残り100%は愛しさと切なさと心強さとで出来ています。 処方前に看護師からは美味しくないと散々説明されて、その後調剤薬局の職員からもイソバイドがいかに不味いか30分程説明された。 そこまで不味いと推されると逆に飲んでみたくなるから人間とは不思議なものである。 一応参考としてイソバイドのオススメの飲み方を看護師と薬剤師から飲み方三種類程リサーチしてみた。 リンゴジュース割→酸味が強化され、苦味が軽減されず、エグ味レベルが上がってしまった。果汁100%が良くなかったのかも知れない。 次は牛乳割→一言で言うならイソバイドの牛乳割の味だ。毎日飲むと殺意が沸いちゃうぞ。 最後、鼻をつまんで飲む→無理! だが私は発見してしまった。 というか最初の段階で気付いてしまった。 味の根元を察するならば、リポビタンDだと思いイソバイドinリポDで飲んだら美味かった。 問題があるとするならば、リポDを1日3本飲んだら多分死ぬ事であろう。 どう考えても健康に悪い。 変に味変するくらいならイソバイドをチュールを食べる猫の様に飲む事に決めた。 (イソバイドはチューブに入ったねっとりした液体)
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