甘い時間の始まりは

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「君塚ちゃんおめでと――ッ!!」 「..へ..?」 裏口から店に入るなりマスターが拍手しながら叫んできた 「あの彼と結婚するんでしょう?」 「...はッ!!!??」 なんでマスターが知っているのだろうか 目を丸くして驚く私を見てマスターはケタケタと笑った 「僕の情報網をなめないでほしいなジェファーソン君♪」 「誰ですか..」 恥ずかしさとマスターのハイテンションについていけず私は脱力した 「で?式はいつなの??」 「..っていうかまだ返事してないです」 あまりのことに否定するのを忘れていた 「え..えぇ!!?」 「だって私まだ16ですよ!?...早いですよ」 「別に早くないよ~僕の友達なんて15で子供産んで立派にやってるよ?」 「えッ!!!??」 マスターの意外な交友関係発覚.. って..そういうことじゃなくて
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