Х1Х  僕と空

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無機質をたたく音がする。単調な足音を響かせながら、廊下を歩く音。 カツン、カツン、カツン。。。 僕の彼女への邂逅は、そこで閉ざされる。この世での、地獄の番人達の宴が高らかに開かれようとしていた。       僕はもっと時間がほしかった。そしたら彼女の事をもっと思い出せたから…
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