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僕が彼女を最後に見たのは3年前の七夕祭の夜だった。
彼女とは近所に住んでいた山崎みうの事だ。
みうは僕よりも3歳年上の女の子で髪が短く、服装もいつもボーイッシュだった。
顔立ちはとてもきれいで、痩せていて背が高かった。
その日、僕らは神社の物置で二人で隠れるように縁日で買ったものを見せびらかしたり、食べたりしていた。
暮れかかる空、祭の境内は慌ただしく、誰も僕達に気を留める人もいない。
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