1611人が本棚に入れています
本棚に追加
/126ページ
友達の中で流行っていた
番号ひとつ違いに送る
ショートメール。
『あたしもやってみよぅかな』
軽い始まりだった18歳の秋。
まさか、あのメールから
人生を共にするひとと
出会えるとは思わなかった
『お友達になりませんか?』
どこの誰だかわからない
相手にメールをする。
数分後、携帯がなる
『あ、あの今メールした?』
そりゃ不審に思うだろぅ。
あたしはすぐに返す。
『友達の間で番号一桁違いに送るのが流行ってて☆ごめんね』
なぜか相手は困ることなく
『メル友って欲しかったから!いいよ!電話しよか!』
突然のことで
あたしはパニック。
電話も苦手だし
自分で送ったことを後悔する。と、その時携帯はなった。
最初のコメントを投稿しよう!