俺という存在…

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間に…合わなか…った… 私が丘に着いた時、兄貴は崖の深い海底に落ちて行った… 泉「あ…にき」 その場に立ち崩れた私… それに気づいたのか、父さんと母さんが近寄ってきた… 泉「こないで……こないでよぉー。なんで兄貴を止めなかったのよぉー。」 私は勢い余って泣いてしまった。 私は泣きながらさっきまで兄貴がいた丘に登った。 此処で… 私のせいで… そう考えて俯くと、下に銀色に光るものがあった。
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