俺という存在…

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好美姉さんの家に行ったら手遅れでした。 すぐに浜辺へ走り出した私… 「遅かったなヒロ。」 悲しそうな表情をした父さんと母さんが見えた。 ヒロ「大丈夫。覚悟は出来てるから。」 そう言うと、二人は誤り始めた。 ヒロは二人の声を頭の中に留め、忘れないようにした。 手の中にあった銀色のものを崖の頂上に残し、崖のしたを覗く。 みんなの表情が見えた気がした。 ヒロ「好美姉さん…今行くよ。」 『兄貴ーー』 泉の声が… 聞こえた気がした。
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