第1話『出会い』プロローグ

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「空は快晴。空気はうまい。ふわ~あぁ…いい天気だなぁ」 ジュンはバイトに向かう道でのんきにあくびをしている。 「こんな素晴らしい日にバイトってのは気が萎えるな…あーあ。眠いな…」 バイトを始めてもう一年経つがジュンは毎日のようにこのセリフを口に出していた。いわば日課のようなものだ。 ジュンは毎日退屈に過ごしながら自分の『夢』を探していた。
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